還暦の恋

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私は一所懸命生きてきた。
苦労したが一流企業のトップになれた。
家庭円満。年が明ける頃には3人目の孫も生まれる。
飲みはするが、打つ・買うは性に合わず無縁だ。

世間から見たら人生の成功者。私自身もそう思っていた。
ここまま確かな充実を手に老いていくものと・・・
歯車が狂ったのは頂点に上り詰めてからだった。

ふとしたことで出会ったタイの女の子。
田舎のイサーンに家を建てるのを夢見て、日本で一所懸命生きる。
アジアっぽい顔立ちが素朴で良い。イサンっ子と親しみを込め呼んだ。
60年代の私とオーバーラップする。純粋な気持ちで応援した。

会うのが楽しかった。そのうち応援が欲望へと変わった。
まさかとは思ったが女を感じた。
彼女が欲しい。でもどうして良いかわからなかった。
欲望は日々大きくなり、他は何も考えられなくなった。

61歳の誕生日にイサンっ子を抱いた。妻以外の初めての女。
本懐を遂げて、一時も離れられなくなった。
彼女と引き換えに、職を辞し家庭を壊した。
そしてすべてを彼女に与えた。

電話がつながらない。突然彼女は消えた。
私のイサンっ子はどこにいるのか?タイへ帰ったのか?
傷心の私は藁をも掴むつもりで訪泰した。
イサンっ子!一目でいいから君に会いたい・・・

そして彼もクルンテープに消えた。今春の出来事だった・・・

にほんプログ村タイ情報
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by Sukhumvit_Walker | 2009-08-08 00:00 | Trackback | Comments(0)  

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