モーチットの再会 - Thailand Fiction 6

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人込みの向こうにAorを見つけた。目が合うとAorの疲れた顔が笑顔に変わり手を振った。人目もはばからずAorと名前を呼ぶKit・・・10ヶ月ぶりの再会だ。

「ごめんね。朝早くから・・・眠いでしょ、大丈夫なの?・・・シーロムには10時でいいの」

  「大丈夫、Aorこそ眠れた?・・・」 時間が有り過ぎる。アパートはマズイ!なんとかしなきゃ。
  「早いけど渋滞も心配だし面接に遅れたらいけないから、このままシーロム行こう・・・」 

タクシーでシーロムに入るとラッキーにも24時間オープンのMacを見つけた。面接する会社は目と鼻の先だ。座って話をするAorを見つめる。相変わらず素敵な笑顔だ・・・幸せな時はあっという間に過ぎ時間になる。Aorは面接後、午後から2~3の会社を回ると言う。終わったら電話をもらうことにし、ボストンバックを預かりAorを送り出した。疲れたのか安心したのか不意に睡魔が襲う。落睡・・・首の痛さで目が覚めた時はすでに13時を回っていた。

「やばい!帰ってFarを追い出さなきゃ・・・」ボストンバックを抱え急ぎラチャダーに向う。アパートのドアを開けるとバスタオル姿のFarが振り向いた。

★Back Number
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by Sukhumvit_Walker | 2008-08-30 12:17 | Thailand Fiction | Trackback | Comments(0)  

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