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テルメの夢

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仕事に溢れた子の最後の仕事場・・・今夜最後の愛想を振りまきラッキーを待つ。
テルメは夢を持つのに疲れた女のコーヒーショップだ。

                        Thermae Coffee Shop / Paintings by Chris Coles

にほんプログ村タイ情報

# by Sukhumvit_Walker | 2009-05-09 00:23  

タイ人の気質

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(タイ人10の特長)
①おおらか
 大雑把、いいかげん、無責任という事。
②忍耐力がない
 耐えることや難しいことはすぐ投げ出す。
③プライドが高い
 特に人前で怒られることは耐えがたい屈辱。自分の非はさておき人前で怒ったことを怨む。
④寛容
 他人の失敗に寛容だが、自分の失敗でもマイペンライのひと言で済ます。
⑤今がすべて
 今が楽しければいい。行き当たりばったり、長期展望などない。
⑥見栄っ張り
 お金がなくても見栄だけは張る。
⑦気前の良さが美徳
 お金のある者が周囲に振舞うのは美徳。お金を出さないのは徳がない人間と非難される。
⑧時は暇なり
 時間はゆっくり過ぎ、待合せに遅れてもマイペンライ。
⑨階層社会
 僧、公務員、警察官、軍人などが上位の階層。家柄による身分差も存在する。
⑩王室と仏教を重んじる
 年長者を敬い、自分の家族は大切にする。国王は国のお父さん、王妃はお母さんとして畏敬
 の念が強い。僧に対する尊敬の念も強い。

って感じだな・・・

にほんプログ村タイ情報

# by Sukhumvit_Walker | 2008-12-02 00:27  

昔馴染み - Thailand Fiction 16

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ジュンイチの疑いが晴れFarは安堵したのか空腹を覚えた。外へ出ていつもの屋台でセンレックを食べ腹を満たすと、ビューティーサロンに入りシャンプーをしてとマニキュアを塗ってもらった。
さっきまでの喧嘩していたことなどすっかり忘れおしゃれに没頭した。
サバーイ、サヌック、マイペンライが彼女の価値基準であり、いやなことはさっさと忘れ、楽しいことだけ考える楽天的タイ人の典型だった。

身ぎれいになると気分は晴れ、オカマのSomchaiに電話した。
「ねぇ起きてる?今日仕事終わったら遊び行こうよ・・・」「OK!いつもの店ね・・・」
Somchaiとの付き合いは長い、Farより5つ上の彼は、同郷ということもあり最初にタニヤで働いた時から妹みたいに面倒を見てくれた。何でも相談できる唯一の友達だった。
日本から帰ってから、今の店であるスクンビットのSoi33の店を世話をしたのも彼だった。ジュンイチは当初反対したが、飲むだけでデートはしないことで納得させた。

タクシーに乗り少し早めにに店に行くとタグチがいた。
「あら珍しい・・・どうしたの?日本じゃなかったの」
タグチと逢うのは半年ぶりだ。いつも忘れた頃ひょっこり顔を出す。
  「久しぶりだね。飯でも食いにいくか?」
「ご飯なんで食べに行ったことないじゃない。いつもやるだけじゃない」
「こんなおばちゃんとまだやるの?(笑)」

そう話しながらFarは私服で席についた。

飲むだけといってもお客は結構誘ってくる。一晩10,000バーツと言って来る客もいたが、新しい客とは絶対にホテルには行かなかった。そこまでリスクを犯してジュンイチを失いたくなかった。Farがジュンイチを裏切るのはジュンイチより古い馴染みの客であり、Farの立場を理解している1人の客だけだった。その唯一の客がタグチだった。
タグチは性格があっさりした紳士だった。Farとはセックスだけの関係・・・決して感情を移入してこなかった。Farもタグチに無理は頼まなかった。それがむしろ友達感覚でお互いに心地良く、気がついたら10年も続いていた。

★Back Number  
マイサバーイ - Thailand Fiction 15

魔性の微笑 - Thailand Fiction 14

疑わしきは罰せず - Thailand Fiction 13

涙の名演 - Thailand Fiction 12

ファースト・インプレッション - Thailand Fiction 11

暗黒への旅路 - Thailand Fiction 10

イージー・マネー - Thailand Fiction 9

孤独の旅路 - Thailand Fiction 8

嘘のつき方 - Thailand Fiction 7

モーチットの再会 - Thailand Fiction 6

チェンマイの宝物 - Thailand Fiction 5

ラチャダーピセークのシャワー - Thailand Fiction 4

留守電の疑惑 - Thailand Fiction 3

ハリウッド・アワードの酔っ払い - Thailand Fiction 2

スワンナプームの光景 - Thailand Fiction 1


# by Sukhumvit_Walker | 2008-11-24 18:13 | Thailand Fiction  

マイサバーイ - Thailand Fiction 15

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Kitから将来結婚したと言われた時、Aorは微笑みを返しただけった。彼がしたくてもきっとお父さんが許さないわ・・・心の中でそう呟いた。結婚なんて・・・まだまだもったいないわ。
Aorの予想どおり父親は結婚に反対した。お金持ちじゃない・・・それが反対の理由だった。Kitはクルンテープ行けばなんとかなると思いチェンマイを出た。Aorにとってはすべてが好都合だった。大学に行って言い寄る男たちと楽しく過ごした。今度は見た目だけじゃなくお金持ちかどうかもチェックした。付き合っても飽きてくると捨てていった・・・まるで服を変えるかのように・・・それがAorのやり方だった。

Kitはきれいに片付けた部屋でうきうきしながらAorを待っていた。夕方5時を回り連絡があるまで、少しベッドに横になろうと思ったのがいけなかった。昨夜の疲れのせいか睡魔に襲われ眠りに落ちた。突然、携帯が鳴った・・・Aorだ!
「バカヤロー!何やってるんだ!Kit!もう10時だぞ!・・・無断欠勤か!」電話からはハリウッドのマネージャーのBirdの罵声が聞こえた。
  「すみません。寝てました・・・すぐ行きます・・・」
電話を切ってから頭が回り始めた・・・Aorは?携帯をチェックしても着信はなかった。
いくらなんでも遅すぎる。荷物はここにあるし・・・Aorに電話をしても着メロが流れ留守電になるだけだった。3度目の電話で留守電にメッセージを残しKitは仕事に出かけた。Aorから連絡がない不安とBirdの怒った顔が浮かび、一気に気持ちがマイサバーイになった。

★Back Number
魔性の微笑 - Thailand Fiction 14

疑わしきは罰せず - Thailand Fiction 13

涙の名演 - Thailand Fiction 12

ファースト・インプレッション - Thailand Fiction 11

暗黒への旅路 - Thailand Fiction 10

イージー・マネー - Thailand Fiction 9

孤独の旅路 - Thailand Fiction 8

嘘のつき方 - Thailand Fiction 7

モーチットの再会 - Thailand Fiction 6

チェンマイの宝物 - Thailand Fiction 5

ラチャダーピセークのシャワー - Thailand Fiction 4

留守電の疑惑 - Thailand Fiction 3

ハリウッド・アワードの酔っ払い - Thailand Fiction 2

スワンナプームの光景 - Thailand Fiction 1


# by Sukhumvit_Walker | 2008-11-08 18:02 | Thailand Fiction  

魔性の微笑 - Thailand Fiction 14

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Aorは夕暮れのシーロムにいた。就職はそんなに甘くはなかった。チェンマイのユニバーシティは所詮田舎の学校だった。プライドが高い彼女には耐え難かった。
Aorは子供の頃から何でも思い通りにならなければ気がすまなかった。流行の物は何でも学校で一番最初に手に入れた。周りの人々は彼女の天性のおねだり上手の前に成す術もなく頷く・・・澄んだ瞳と微笑みが魔物だった。愛らしいマスクの下には強欲を隠していた。

あの時もそうだった。ハイスクール最後の年は何でも彼女の思い通りだった。成績も、スポーツも、ファッションも・・・文化祭のイベントでは当然の如くミスに輝いた。
まるでプリンセスのような日々を送っていたある日、Aorはチェンマイの街角を仲良く手をつないで歩くファランのカップルを見た。「なんかいい・・・絵になってる、幸せそう」消えかかっていた羨ましいと思う気持ちが一気に高まった。
「私もああして歩きたい・・・もうすぐロイカトーンだし」そう思うと友達のNunに電話をした。
「イケ面で背が高い子知ってる?・・・ああKitね。目立たないけど確かにまあまあいい顔ね」
あとは簡単だったNunに「Kit!あなたもてるわね。Aorがあなたのこと気に入っているわよ。ロイカトーンに誘ってみれば・・・」と言わせればいいだけだった。

Kit とはそうして始まった。恋人というより連れて歩くアクセサリー兼召使だった。Aorが愛したのは自分だけだった。やさしいのは言葉だけで気持ちはなかった。して欲しいことをさりげなく言うとKitは何でもした。送り迎えから荷物持ち・・・Aorにプレゼントするためバイトに精を出した。まるで奴隷のように・・・でもそれがKitの喜びだった。そして結婚を夢見た。

★Back Number
疑わしきは罰せず - Thailand Fiction 13

涙の名演 - Thailand Fiction 12

ファースト・インプレッション - Thailand Fiction 11

暗黒への旅路 - Thailand Fiction 10

イージー・マネー - Thailand Fiction 9

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モーチットの再会 - Thailand Fiction 6

チェンマイの宝物 - Thailand Fiction 5

ラチャダーピセークのシャワー - Thailand Fiction 4

留守電の疑惑 - Thailand Fiction 3

ハリウッド・アワードの酔っ払い - Thailand Fiction 2

スワンナプームの光景 - Thailand Fiction 1


# by Sukhumvit_Walker | 2008-10-29 15:12 | Thailand Fiction